リア充黄金時代へ
今日も109の土偶展で阿佐ヶ谷。
お客さんは昨日よりずっと少ない。連休最終日で、朝の時点で晴れの予報だったからか、みんな何処かへお出かけだろうか。
おれの作品「洒ポーチ土偶」、それと土偶のネックレス「縄文ガールズネックレス」はおれが在廊してる時は試着して撮影可にしているのだけど、かなり喜んでもらえているようだ。
特に、妙齢の女性たちが喜ぶ。
思うに、遠慮なく自撮りする理由になるからなんじゃないかと。
若い世代は衒いなく自撮りしているが、妙齢だと恥ずかしさもあるのだろう。
試着して撮影できますよ、と声を掛けると一気に顔が明るくなる人が結構いる。
本当は妙齢女子も自撮りしたいんじゃないだろうか。
どんどんすればいいと思う。
若い女子みたいに始終自撮りばっかりしているのはちょっと見苦しいかもしれないけど、何かいいことがあったとか、お気に入りの服を着ているとか、そういう時くらいは、妙齢女子も自撮りしたっていいんじゃないかな、たまには。
とそんなことを思った。
売れっ子Webライターさんが結婚したそうだ。
おれは面識はないのだけど、記事はよく読んでいる。
結婚したからリア充、というわけではないだろうが、その彼は何となく非リアの筆頭のような扱いだったし、自身でも自虐ネタをよく使っていたので、彼が結婚したということは、もう自虐ネタも封印だろうか。
もうずっとWebでは非リアとか非モテとか、そういう自虐ネタが主流だったので、おれとしてはもうそろそろ食傷気味である。
不幸な方が面白い、というのはよく言われるけど、そんなこと信じたくない。
究極的には、自虐ネタの行き着くところは、多摩川に入水することなんじゃないのか。
これからは幸せでしかも面白い人が増えるといい。
リア充黄金時代の到来である。