手段の目的化
「東京タラレバ娘」6巻を読んだ。
本編より巻末のおまけ漫画「タラレBar」が充実してる気がするけど、それはともかくこの巻末のおまけ漫画で「本当はアイドルとかタレントになりたかった病」という概念を提唱している東村アキコ先生に拍手を贈りたい。
この漫画に出てくるほどじゃないにせよ、こういう人いるから。本当に。
人に評価されたいという願望は殆どの人が持っていると思うけど、そればっかり当てにしていると、ぱっと見派手だけど中身スカスカ、みたいなことになるんじゃないのか。
ちょっと前に、大学を辞めて起業する、みたいな若者が話題になった。
自分とは関係ないのでそれ自体は好きにしたらいいのだが、そういう若者の目標がブロガーっていうのはあんまりにもしょぼいというか、夢がない。Youtuberでも同じ。
ブログにしてもYoutubeにしても、手段でしょうよ。
何かやりたいことがあってのブログなりYoutubeなりなんじゃないのか。
手段を目的にしたら、結局のところ人から評価されてなんぼ、ということになり、行き着く先は玉川上水の底である。