人喰いの大鷲トリコ買いました
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
年末はずっと「人喰いの大鷲トリコ」やってました。
ずっと、といってもクリアするまで2日半くらいの間。
プレイ時間でいえば20時間くらいでしょうか。測ってないけど。
しばらく据え置き型のゲームをやっていなかったのに、PS4ごと買ってしまったのは、片桐仁さんのレビューを読んで、どうしてもやってみたくなったから。
「ICO」「ワンダと巨像」はプレイして感動したので、期待度も高かったのだが。
期待しすぎたかもしれない。
もちろんグラフィックはきれいだし、広い迷宮内がシームレスに繋がっている世界観も好きだし、パズル系の謎解きやアクションのドキドキ感もあるし、トリコもかわいいんですよ。
買って損はないと思う。
ただどうも、いくつかの点ですっきりしない。
駆け足でプレイしたせいかもしれないし、おれがゲーム下手になったかもしれないが。
・操作が難しい
ただ難しいならいいんだけど、前2作に比べて操作性があまり良くないように感じる。そのせいで操作ミスが多くなり、いらつくことが多少あった。
今回とにかくやたら高いところから落ちて死ぬんですよ。少し前からやり直しになるだけでペナルティは特にないんだけど、何度も死ぬのはつらい。
・進行不能になるバグが多い
どうしても進めなくなり、リロードするとあっさり進んだり、あるべき床がなくて落っこちてしまったりと、進行不能になるバグが数回起こった。
基本ノーヒントで謎を解かなくてはいけないので、進行不能になった時に、謎が解けないのかバグなのかがわからないことが多々あった。
・主人公のモチベーションが弱い
ICOなら「女の子を連れて城を脱出する」ワンダなら「巨像を全部倒す」という目的が最初に提示されるから、主人公のモチベーションに共感できるのだが、今作では中盤まで主人公がなぜスタート地点にいるのかが示されない。ただがむしゃらに目の前の謎をこなしていく感じになった。
3作ともいわば「システムへの抵抗」がテーマだと思うんだけど、今回システムがどうも見えにくいんですよね。敵は何をやってる人たちなのかがわかりにくい気がした。
・止め時がわからない
オートセーブなので止め時がわからない。もちろん先に進めたいからというのもあるのだけど、セーブポイントがないと区切りがなくて止めづらい。これはおれが古いゲームに慣れているからかもしれないが。
2周目はもう少し落ち着いて、味わいながらゆっくりすすめることにしよう。
そうしたら感想も変わってくるかもしれない。