ゴースト・イン・ザ・シェルを観てきた
映画館でハリウッド実写版ゴースト・イン・ザ・シェルを観てきた。
アニメ版1、2は大好きで何度も観ている。アニメ映画版の1作目は当時、友人に連れられて映画館で観てあまり理解できなかった覚えがある。
そんな私が見に行った、今回の「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」。
感想としては「SF映画としてはまあまあ楽しめるけど、これ攻殻機動隊である必要があったかな……」というもの。
それについてしっくり来るレビューがあった。
思ったのは、少佐(スカーレット・ヨハンソン)がなぜ少佐なのかわからない。全身義体で性能は高いにしてもアニメ版と違って中身は素人じゃないの?とか。そもそもセクション9がどういう組織で荒木(たけし)がどういうポジションなのかも今ひとつ見えにくい。
義体とかその辺の世界観の描かれ方も結局今まで他のSF作品で見た感じで、感動は特になかった。電脳ダイブの描写もあれで良かったんだろうか。いや映像としては美しいしかっこいいんだけど、ああブレードランナーとかフィフス・エレメントとかで見た感じだな、という印象。
要するに攻殻機動隊っぽいキャラと設定が出てくるけど普通のSF映画。
桃井かおりは良かったです。